函館市は二十八日、同市西桔梗町で出店を計画している流通大手イオンに対し、函館商工会議所などとともに計画の中止を要請したと発表した。
同市の山本真也都市建設部長、同会議所の古川雅章専務らが二十七日、イオン北海道開発部(札幌)を訪ね、社長あての要請書を提出。市は昨秋、計画の自粛を口頭で同社に要請していた。
イオンは約十一万五千平方メートルの用地に大型ショッピングセンターの出店を計画し、二○○一年九月に都市計画法に基づく開発行為の事前審査を市に申し出。同年末までに事前審査、農地転用の事前手続きを済ませている。
市などは、大型店の郊外出店を規制する改正まちづくり三法の施行を受け、今回の要請書を提出した。
イオン北海道開発部は「土地の取りまとめを継続して進めた後、あらためて市と協議するが、中止する理由はない」と話している。
(北海道新聞より引用)
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