2008年1月19日土曜日

曽田「J1でも空中戦負けない」

DF曽田雄志(29)が、J1でも“高さ封じ”を宣言した。札幌では抜群の身体能力とヘディングの強さを誇る男が、J1でも多数在籍する長身選手を“頭”ですべてはね返すことを誓った。  曽田の使命、それは相手の高さを封じること。J1ではそれがより大切になってくる。「自分が、でかいやつらにしっかり勝たないといけない。それが一番チームが求めることだろうし、はね返せるかどうかで、結果にも大きくはね返ってくる」と強い使命感に燃えている。  J1開幕戦となる鹿島戦でいきなり試練がめぐってくる。相手はJ1王者、そして日本屈指のポストプレーヤーに成長しつつあるFW田代がいる。「田代は高さも強さも相当あると思います。楽しみですよ。J1で自分がどれだけできるかもわかるし…」。田代とのガチンコ勝負で封じることができれば、大きな自信となるはずだ。  意気込みを示すかのように、年始の2日から自主トレをスタート。持病の左ひざ半月板損傷を何とか1年間持たせるため、ひざ回りを中心に筋力強化を行っている。「できれば全試合出場してチームに貢献したい」。  今季も、札幌が堅守となるかどうかは“ソダーンヘッド”がカギを握る。「相手にも、やるのが楽しみと思われる選手になれれば」(曽田)。そうなれば、札幌の勝利はおのずと増えてくはずだ。

(北海道新聞より引用)

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