冬の避難所生活を体験することで子どもたちに災害への備えについて考えてもらう、「冬の防災一泊研修」が十三、十四の両日、札幌市豊平区の中の島会館で開かれた。
平岸中の島少年消防クラブの主催。二回目の今回は、同クラブの会員と保護者など四十人が参加した。
十三日はロープの結び方や自動体外式除細動器(AED)の使い方などを学んだほか、暖房を切った同会館内で、水を入れるだけで食べられるアルファ米の炊き込みごはんと、冷たいままのレトルトおでんを試食した。炊き込みごはんについては、水がないことを想定し、お茶や炭酸飲料などで戻したものも試食。子どもたちは「お茶はともかく、ジュースはちょっと」と表情をしかめていた。
参加者は同日午後九時半、スキーウエアなどを着込み寝袋に入って就寝。十四日は午前六時に起床し、地震が起きたら何をすべきかなどをテーマに意見交換した。
(北海道新聞より引用)
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