2008年1月31日木曜日

灯油販売会社 1000万円が盗難 事務所入金機壊され 札幌・北区

二十八日午前七時四十分ごろ、札幌市北区篠路七の一、灯油販売会社「ミナミ石油」の従業員から「事務所内の入金機が壊され、現金が盗まれた」と110番通報があった。札幌北署員が駆けつけたところ、一階事務所内の入金機がバールのようなもので開けられ、中にあった売上金約一千万円がなくなっていた。同署は窃盗事件とみて調べている。
 調べによると、出社した従業員が事務所出入り口の引き戸のガラスが割られているのを発見、通報した。入金機には四日間の売上金が保管されていた。
 同社では二十七日午後十時四十分ごろに従業員が戸締まりを確認し、退社したという。

(北海道新聞より引用)

2008年1月25日金曜日

道が旗振り道民運動 かみ締めて「産消協働」 丸ごと道産弁当を販売 「さっぽろ雪まつり」で2000個限定

「サンショウキョウドウ」を知っていますか? 漢字で書けば「産消協働」。道産品やサービスなどをできるだけ道内で消費しようとする道民運動だ。道が音頭をとるが、浸透はいまひとつ。そこで、道は食材や容器まで道産品だけを使った弁当を道内企業とともに開発、「さっぽろ雪まつり」期間中に札幌などで限定販売し、こだわりの味でお堅い言葉の知名度アップを狙う。
 産消協働は道の造語。農産物を地元で消費する「地産地消」の考え方を産業全般に広げた。二○○五年一月、「真っ先に選びたい、道産のもの・サービス」などの道民宣言を採択して運動は始まり、同年三月には高橋はるみ知事もテレビCMに出演してPR。先進事例集の作成やシンポジウム開催で浸透に努めてきた。
 だが、道が○六年度に道内企業が食材などの地元資源をどれだけ製品開発に活用しているかを調べたところ、回答した六百一社中、活用していたのは七十社、11%にとどまり、運動が広まっていない実態が分かった。
 道は「運動が始まってまだ四年目。道民の認知度は確かにまだまだ」(知事政策部)と認め、産消協働推進道民会議の座長を昨年まで務めた釧路公立大の小磯修二教授も「道産米人気が高まるなど、食の分野へは理念が浸透しつつあるが、『衣』『住』など他分野へはまだ浸透しきっていない。地道に運動を続けたい」と話す。
 そんな中、道が「運動の理念をさらに多くの人に伝えるため」(商業経済交流課)に考えたのが、コンセプトから素材までとことん北海道にこだわった弁当。
 札幌冬季五輪(一九七二年)ごろの「お子様ランチ」を、札幌の老舗料亭「さっぽろ浪花亭」のレシピによる大人の味付けで再現し、日糧製パン(札幌)の子会社ノースデリカが製造。米(ななつぼし)をはじめ、秋サケみそ漬け、カボチャのサラダなど八品のおかずもすべて道産品を使っている。弁当の容器とはしも道産間伐材。これを「さっぽろ雪まつり」期間中、「産消協働弁当」として売り出す。道は「この弁当を食べることで産消協働に一役買うことになる」(同課)と話す。
 二千個限定で一個税込み九百八十円。二月四日からJR札幌駅構内の北海道どさんこプラザ札幌店、JR札幌駅と地下鉄大通駅のコンビニキヨスク、JR新千歳空港駅のキヨスク、丸井今井札幌本店の道産食品専門店きたキッチンで販売する。

(北海道新聞より引用)

2008年1月19日土曜日

曽田「J1でも空中戦負けない」

DF曽田雄志(29)が、J1でも“高さ封じ”を宣言した。札幌では抜群の身体能力とヘディングの強さを誇る男が、J1でも多数在籍する長身選手を“頭”ですべてはね返すことを誓った。  曽田の使命、それは相手の高さを封じること。J1ではそれがより大切になってくる。「自分が、でかいやつらにしっかり勝たないといけない。それが一番チームが求めることだろうし、はね返せるかどうかで、結果にも大きくはね返ってくる」と強い使命感に燃えている。  J1開幕戦となる鹿島戦でいきなり試練がめぐってくる。相手はJ1王者、そして日本屈指のポストプレーヤーに成長しつつあるFW田代がいる。「田代は高さも強さも相当あると思います。楽しみですよ。J1で自分がどれだけできるかもわかるし…」。田代とのガチンコ勝負で封じることができれば、大きな自信となるはずだ。  意気込みを示すかのように、年始の2日から自主トレをスタート。持病の左ひざ半月板損傷を何とか1年間持たせるため、ひざ回りを中心に筋力強化を行っている。「できれば全試合出場してチームに貢献したい」。  今季も、札幌が堅守となるかどうかは“ソダーンヘッド”がカギを握る。「相手にも、やるのが楽しみと思われる選手になれれば」(曽田)。そうなれば、札幌の勝利はおのずと増えてくはずだ。

(北海道新聞より引用)

2008年1月16日水曜日

暖房切り ジュースで炊飯、冷たいおでん… 冬の避難生活体験 札幌で防災研修

冬の避難所生活を体験することで子どもたちに災害への備えについて考えてもらう、「冬の防災一泊研修」が十三、十四の両日、札幌市豊平区の中の島会館で開かれた。
 平岸中の島少年消防クラブの主催。二回目の今回は、同クラブの会員と保護者など四十人が参加した。
 十三日はロープの結び方や自動体外式除細動器(AED)の使い方などを学んだほか、暖房を切った同会館内で、水を入れるだけで食べられるアルファ米の炊き込みごはんと、冷たいままのレトルトおでんを試食した。炊き込みごはんについては、水がないことを想定し、お茶や炭酸飲料などで戻したものも試食。子どもたちは「お茶はともかく、ジュースはちょっと」と表情をしかめていた。
 参加者は同日午後九時半、スキーウエアなどを着込み寝袋に入って就寝。十四日は午前六時に起床し、地震が起きたら何をすべきかなどをテーマに意見交換した。

(北海道新聞より引用)

2008年1月11日金曜日

検索しやすい都府県HP 道は40位、1位東京都 札幌の業者調査

インターネットの検索エンジンで上位にランクされるために取り入れられている工夫(検索エンジン最適化=SEO)で、北海道庁のホームページ(HP)が47都道府県のうち40位に位置づけられるとする調査結果が、インターネット広告のディーボ(札幌)によりまとめられた。
 同社などの公開する6種類の無料SEOツールを使って、サイトの容量やリンク数など19項目を得点化し、総合評価した。道のサイトは信頼できる多数のサイトとリンクしていた半面、検索されにくい古いタイプの書式で制作されている欠点などがあり、下位に甘んじた。
 都道府県のサイトはグーグルなどの検索エンジンで「青森県」「沖縄県」などの正しいキーワードを入力すればほぼ1位で表示されるため、SEO対策の必要性はそれほど高くはないが、同社は「高橋はるみ知事がブログを公開するなどして、HPの魅力を高めることで存在感のあるサイトになる」と話している。
 ベスト5は東京、大阪、愛知、三重、神奈川で、ワースト5は千葉、鳥取、宮崎、秋田、新潟の順だった。

(北海道新聞より引用)

2008年1月2日水曜日

函館市と商工会議所など イオンの出店中止を要請

函館市は二十八日、同市西桔梗町で出店を計画している流通大手イオンに対し、函館商工会議所などとともに計画の中止を要請したと発表した。
 同市の山本真也都市建設部長、同会議所の古川雅章専務らが二十七日、イオン北海道開発部(札幌)を訪ね、社長あての要請書を提出。市は昨秋、計画の自粛を口頭で同社に要請していた。
 イオンは約十一万五千平方メートルの用地に大型ショッピングセンターの出店を計画し、二○○一年九月に都市計画法に基づく開発行為の事前審査を市に申し出。同年末までに事前審査、農地転用の事前手続きを済ませている。
 市などは、大型店の郊外出店を規制する改正まちづくり三法の施行を受け、今回の要請書を提出した。
 イオン北海道開発部は「土地の取りまとめを継続して進めた後、あらためて市と協議するが、中止する理由はない」と話している。

(北海道新聞より引用)