札幌や函館などで六月下旬、予備校・学習塾の「アンビシャス」が突然閉鎖した問題で、札幌校や札幌・大通校の元非常勤講師らは二十一日、独自の授業再開に向け、札幌市中央区北二西七の「かでる2・7」五階研修室で生徒や保護者対象の説明会を初めて開く。
説明会は、午後五時十五分と同七時半からの二回。アンビシャスの閉鎖で解雇された札幌の非常勤講師三人が、今後の授業再開方針や費用の説明などを行い、保護者らとの意見交換も予定している。教科は数学や小論文、英語、社会科などになる見通し。
札幌の二校には大学受験を目指す高校生ら約百五十人が在籍していたが、「アンビシャス」を経営するグリーン・フィールド(東京)が六月下旬に経営破たんし、授業が受けられなくなった。
生徒の中には「アンビシャスの先生に引き続き教えてほしい」という要望もあり、説明会を開く講師の一人は「受験生にとって、夏休みはラストスパートをかける重要な時期。早期に授業を再開したい」と話す。問い合わせは講師の中村さん(電)090・2055・5338へ。
(北海道新聞より引用)
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